ヤニック・カディウ、
私はロワール渓谷の農家に生まれました。
60年代、私の家族は伝統的な方法でワインを作っていました。
少ない生産量でしたが、濃縮されてとても美味で香りのよいワインでした。
私の味覚に対するこだわりは、この恵まれた環境で自然に生まれたと言えるでしょう。
自然の中で仕事ができる葡萄栽培より素晴らしい仕事があるでしょうか?
私は農学とワイン学の勉強後、1984年にシャブリに来ました。
すぐに、ドメーヌ・ド・シャブリのため高品質の葡萄を27年間提供するという大事な責任職につくことになりました。
昔からの夢の現実化

2018年に自分の葡萄畑で初めてワインの元詰めをしました。
農学の経験から有機農業を始めました。
純粋なものを作る必要性はすでに多く語られているので、ここでその理由を説明する必要はないでしょう。
葡萄畑畑は小さく、2ヘクタールで3つのキュヴェが穫れます。
Petit Chablis

まさに「プティ・シャブリ」です。最初の葡萄は、石灰質の強い小石の多い土壌に植えられました。そこに育つ白葡萄種は、土地のミネラルを吸収して独特の味覚を醸し出します。
Chablis "La Côte d'Or"

シャブリ「ラ・コート・ドール(黄金の岸)」は収穫された区画の名前から来ています。別名「テール・ド・ソレイユ(太陽の土地)」非常に純度の高いキメリッジ土壌の土地です。
Chablis

私が「オリジン(起源)」と呼ぶシャブリは、長年シャブリの葡萄畑を作り上げた古い葡萄種に最も近いシャルドネ種を選んでいます。
葡萄畑での作業小さな葡萄畑のおかげで、葡萄にとって最適な手入れを行うことができます。
土へのこだわり
「郷土性を表現する生きた土地」
(ピーター・ウォルベンPeter Wohllebenの「木の秘密の生命」を参照してください。植物と土がどのように調和するかを説明している素晴らしい本です。)
葡萄房の選別
「自分の庭のように栽培」
葡萄房が熟成するためには、快適な環境を与え、数を管理する必要があります。
収穫日の決定
「私たちの味覚」
果実を味わうことだけが頼りです。私たちの味覚は、葡萄の成熟度を評価する上で、分析システムより優れています。
「手作業による収穫は、ワインにより高い純度、精度、繊細さをもたらします。」
ワインの醸造
「ワインは手を加えないほど良い」
シャルドネの繊細さを保つため厳密に必要なことのみにしか手を加えません。
ワインの熟成
「辛抱強く待つ」
ワインが多様な味を醸し出すためには、熟成するまでゆっくり時間を与えなければなりません。
皆さまの味覚の喜びを祈って。